27 Young Art directors Exhibition 3 [Natural garden in Roppongi] 〜デザインが地球環境のためにできること〜
山本伸明
【OTEMOTO】
お手元から環境のことを考えよう。割り箸の見た目をした、ずっと使える金属の箸をデザインしました。割り箸は、資源のむだ遣いと批判されることも多い使い捨て製品ですが、WWFの通信販売カタログ「パンダショップ」の、FSCマークつきの割り箸のように、適正な森林管理により生産された木材である認証林で間伐された白樺を使用しているものもあります。このような環境に配慮して生産された木材で作られた割り箸や、国内産の割り箸を使う分には森林破壊への影響はほとんど無いといわれています。あなたのすぐお手元と地球環境はつながっています。繰り返し使用できるMY箸へシフトするのも環境への関心へのきっかけならば、正しく作られた割り箸を使用することも、環境への関心へのきっかけなのです。割り箸=自然破壊と、短絡的に考えず、正しい知識を持ち、自分の考えを持つことが大事ではないでしょうか?
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●プロフィール
1977年生まれ 東京造形大学卒
(株)グレイワールドワイド(GREYgroup G2tokyo)にてアートディレクターとして所属。